日本ふしぎ祭

9月9日 烏相撲(京都)


初めてこの祭りのことを友達に話したとき、
「ウッソー、そんな祭りがあるわけないでしょ!」
と信じてもらえなかった。それほど変な祭りなのだ。
神主が出てきて、
「カーア、カーアー」
とカラスの真似して叫びはじめる、という祭りなのだから。

どういう深い意味があるのかは知らない。
しかし神主が真剣な表情で土俵に円を書き、ピョンピョン飛び跳ね、
「カーアカーア、ゴーウゴーウ!」
とわめくのだ。
その後に子供たちが相撲をとって、この泣きまねは子供たちへの「応援」らしいのだが、これのどこが「応援」になっているのか、いちど神社側に聞いてみたいものである。